FX入門〜初心者にはトルコリラや南アランド等のエマージング通貨は危険!

2020年5月9日

FXの歴史と長所の入門〜初心者向け概要

登場人物


ポッシュFさん

今回の「今井流初心者向けFX入門・始め方と口座比較」講義では、FX入門者から初心者を脱却しようという方までほとんどの方がまず知るべきFXの特徴と仕組みについて解説されていますね。

 

最初にFXの歴史ですが、1998年に開始されたとは知りませんでした

 

私がFXというものを初めて耳にしたのは2005年頃で、友人からのおすすめで始めたのは確か2007年、当時でも知る人ぞ知るという感じだったのですけどね。

 

24時間取引可能、手数料が安い、売りからも入れるなど、こうして羅列されると確かにFXは魅力的な金融商品にみえますね

 

FXはハイリスクなので入門者はレバレッジは2~3倍、初心者でも5倍程度に!

問題は少額投資でも可能というところがFX入門者や初心者の方には落とし穴にもなりかねないということでしょうか?

 

今井先生のような元プロの為替(FX)ディーラーの本やこのサイトなどでしっかり勉強しないで始めると、外貨預金などと比較してハイリスクになってしまいますからね。

 

私がまさに生き字引です。

X君

はい、そうですよね。

 

FXは少額投資でも始められる、つまりレバレッジで元金の数十倍でも取引ができるところは、ハイリターンになるので人によっては魅力的でしょうけど、ハイリスクにもなるのでちょっと怖いですよね。

 

今井先生が最後に書かれているように、FX入門者や初心者の方はまずは2〜3倍で始めることをお勧めします!

ポッシュFさん

確かにそうですよね。

 

このレバレッジについてですが、政府による規制がどんどん厳しくなり、日本では現在25倍まで認められているのが、時期はまだ決まっていないようですが、10倍までに変更されることが2017年に決定されたようです。

 

その後2020年現在まで25倍の状況が続いていますが、当時は高いレバレッジをかけて市場から退出させられている方が増えていたということなのでしょうかね、スイスフランショックが問題になりましたし?

 

レバレッジ25倍など投資ではなく、もはや投機ですので、「今井流初心者向けFX入門・始め方と口座比較」ではおすすめしていません。

 

私は元々FX証券会社が最初から設定している5倍程度でトレードしているので10倍でも25倍でもあまり気になりませんが、X君はいかがですか?

X君

はい、僕も本で勧められているように、2〜3倍で始めて、現在でもせいぜい5倍ぐらいなのでレバレッジ規制についてはあまり気にしていませんでした。

 

レバレッジが高すぎるとFXも投機どころかギャンブルになってしまう気がします

 

以前は400倍まで取引できたという話には驚きました!

ポッシュFさん

はい、私もそんな時代は知りませんでした。

 

FX入門〜初心者はスワップ取引ではギャンブルを避けるため、トルコリラ等のエマージング通貨は避け、ドル円などの主要通貨で!

次に、スワップポイントの話ができてきますよね。

 

10年前には、私はFXの知識が全くなかったので、今このサイトを読んでみて、あの時だったら豪ドル/円でスワップトレードをすればよかったのだなと思いました

 

タラレバは嫌いなので、思っただけですが。

 

スワップポイントが高く為替も安定していて、しかもレバレッジでポイントを10倍にもできたのなら、人気があったのもうなずけますよね。

 

2020年1月現在は豪ドルの金利は0.75%で米ドルの1.5~1.75%を下回っている状態ですし、市場ではさらなる引き下げも噂されています。

 

為替リスクも大きいので、現在では「FX入門〜初心者は売りで入れるFXと銀行よりお得な外貨預金でFX口座で分散投資!」でX君に勧められた外貨預金の代替としての米ドル/円のポジション以外は全く魅力を感じませんね。

 

X君はスワップトレードの経験はありますか?

X君

僕がFXを始めた時は既に世界的に低金利の時代だったので、スワップ取引はしたことはないです。

 

なるほど、こういう取引もあるんだな〜と思ったぐらいですね。

 

友人で南アフリカランドとかに手をだす人もいましたけど、無理やり高金利にして資金を集めようとしている発展途上国かつ経常赤字国の通貨はそれ以上に為替差損の危険があるので、僕には向いていないと思いました。

 

ある意味ギャンブルなので。

ポッシュFさん

その通りですよね。

 

FX入門〜初心者注目!QEが終了すると、先進国への資金回帰が起きるので、エマージング通貨投資には慎重に!

私はファンダメンタルズは得意なので、アメリカのような格付けの高い先進国以外の、特に後進国の通貨を今購入するのが危険だということは理解できます。

 

リーマンショック後には欧米日の中央銀行によるQE(量的緩和)政策で大量の資金が供給され、本来なら敬遠されるはずの格付けの低い経常赤字の後進国であるアルゼンチン、ブラジル、南アフリカ、トルコなどにも高金利目当てのリスク資金が流れ込んだわけですよね。

 

しかし、2012年からアメリカではQE3となり15年末にはFRB(FED)が利上げを開始、資金供給を絞り込んできました。

 

ECBも2018年になって来年までは利上げしないと発表しましたが18年末のQE終了の議論を開始していますし、テーパリングの動きは日本以外では世界的な流れになっています。

 

その上、2018年6月のFRBよる2%への公的金利の引き上げとトランプ大統領による貿易摩擦問題も加わり、高金利を狙いエマージング市場に流れ込んだリスク資金はアメリカを中心とした先進国に還流しはじめました。

 

2018年末のFEBの突然の利下げ路線転換で2019年は世界的な利下げ競争が起こりましたが金余りで株高、金高という異常現象がおきています。

 

この流れが続く限りは大丈夫ですがいつかバブルが弾けると、経常赤字国かつ後進国の通貨であるエマージング通貨は暴落するはずです。

 

もちろん、下がりすぎた際には売り方の買い戻しがあるので、リバウンドする時も必ずあるでしょうから、そこで買いを入れても遅くはないはずです、どのタイミングで買うかはテクニカルだけでしかわかりませんからね。

 

現在は高値圏だと認識しながらも米国大統領選挙もあるしみながおそるおそる株や外貨をかっている状況ですから、ヘッジファンドなどの動きを読むことも難しいですからね。

 

まあ、曲がり屋の私がいうことなので話半分に聞いてもらえばいいですけど、私の予測は中期では当たりますからね(笑)、今は休むも相場ではないでしょうか。

X君

はい、僕にはFさんほど詳しいことはわかりませんが、それでも米中貿易戦争の第一段階の合意があまり実がなかったのにsell the factにもならずにS&Pも最高値を更新するなど世の中にお金が溢れているんだなあというぐらいは理解できます。

FX入門〜初心者はトルコはイラク、シリアに隣接し戦争に関与している地政学リスクがあることを忘れずに!

 

特にトルコリラが、確か政策金利が10%、一時は20%を超えていたと思うのですけど、超高金利となったので、2017年末から個人投資家の間で人気になったと聞いています。

 

でも、それ以上にトルコリラ/円が下落したため、2018年から2019年にかけて多くの人がストップロスを執行されたという話も耳にしました。

 

日本のテレビを見ていても、国際ニュースは中国や韓国、北朝鮮のニュースばかりだという話をネットで見た覚えがあるのですが、トルコはISが支配していたシリアとイランに隣接していて地政学的にも危ないとか、みんなあまり考えもせずにトレードしているのではと思いました。

 

僕でしたら、もしスワップトレードをしなければならないとしたら、スワップ金利は6%とかでトルコリラよりもだいぶ低いですが、地政学リスクも小さい、だから為替差損リスクも低い、南アフリカランドを選びますね。

ポッシュFさん

十分分かっているじゃないですか(笑)。

 

そういえばトルコリラは2019年7月から連続して利下げを行い、2020年1月にも0.75%も下げてなんとスワップポイントはもととなる政策金利は11.25%にまで下がったそうですよ!

 

2018年9月から2019年6月までは24%だったので半分以下ということになります

 

2018年から2019年にかけてFX入門者や初心者を含めたミセスワタナベの間で注目されていたのもなづけますね。

 

やはり、かつて豪ドルやニュージーランドドルのスワップ取引で大きな利益をあげた方は、その過去の栄光に引きずられてしまうのでしょうか?

 

ちなみに、2017年12月31日に約30円だったトルコリラはその後下がり続け、8%から16.5%への金利を倍増させたにもかかわらず2018年6月は1トルコリラ/円は約24円でした

 

20%の値下がりということですから、5月の2回目の利上げまでのスワップポイントは年間で13.5%なので、年間の利回りを上回る為替差損が発生していることになりますよね。

 

緊急利上げの前には確か20円近くにまで下がったはずですから、X君が耳にしたストップロスが発生しているという噂も頷けますね。

 

その後も合計7.5%の利上げで10月には24%という超高金利となったにもかかわらず2019年を通じて20円を割りこみ、2020年1月現在は18.7円です。

 

地政学的にも、ISはシリアとイラク両国で拠点を失ったとはいえ、シリアでは内戦が続き、イラクやシリアだけでなくトルコにも多く居住していて政府と対立しているクルド人の独立問題も解決されていません。

 

イランの支援を受けるとされるレバノンやシリア内の武装組織とイスラエルは戦闘状態にあり、アラビア半島の覇権をめぐるサウジアラビアとイランのイエメンを主に舞台とする代理戦争は激しさを増すばかりで、2020年の年明けにはイランとアメリカがあわや軍事衝突かという場面もありました。。

 

トルコ国内だけでなく、隣接するアラビア半島も含めた地政学リスクがあまりに大きすぎて、X君の言う通り、トルコリラには投資をする気には全くなりませんね。

 

現在の11.25%では月利にすると1%以下ですから、為替差損リスクと比べると実はそれほど大きいわけではなく、怖くてとても無理です。

 

FX入門者やFX初心者の方は、くれぐれも、こうしたエマージング通貨の誘惑に負けずに、まずはドル円から取引を始めてください!

 

億万長者の方が100万円ぐらい博打で買ってみるというのならありかもしれませんが、私は残念ながら資産家ではないので。資産家の方向けの博打ならいいという話ですかね。

X君

そうですよね、僕もまだ資金が少ないのでギャンブルをする余裕はありません。

 

性格的にもギャンブルは好きではないので、Fさんのようにポンドでさえトレードしたことはありませんから(笑)。

 

FXではドルとユーロと豪ドルで、着実に頑張っていきたいと思います!

 

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